【おすすめ】安くてエコで繰り返し使えるカイロ「ハクキンカイロ」の魅力

寒い季節のお供「カイロ」使っていますか?
カイロにはさまざまな種類があります。

「使い捨てカイロ」「充電式カイロ」「リウォームカイロ」「あずきカイロ」「ハクキンカイロ」などなど。

それぞれのカイロにはそれぞれメリット、デメリットがあります。

使い捨てカイロは不燃ゴミが出る、充電式カイロは充電に時間がかかるからすぐ使えない、リウォームカイロ、あずきカイロは使用時間が短い。

そんなカイロの中でも一番オススメなのが「ハクキンカイロ」です。

  • 長時間暖かい
  • 繰り返し使える
  • ゴミがでないのでエコ
  • 10年以上使えてコスパがいい

といいことだらけ。

ハクキンカイロ

この記事ではハクキンカイロって何?ハクキンカイロの魅力!ハクキンカイロの使い方を説明しますので、気になった人はぜひハクキンカイロデビューをしてみましょう!

ハクキンカイロとは?

ハクキンカイロは1923年、的場仁市によって発明されました。
カイロは漢字で書くと懐炉と書くそうです。
ハクキンカイロは白金懐炉と書きます。
約100年の歴史があるわけです。
ハクキンカイロはベンジン(ZippoオイルでもOK)を燃やさず、白金(プラチナ)触媒の化学反応で熱を発生させます。

ハクキンカイロのメリット4点

冒頭に書いた通りハクキンカイロは

  • 長時間暖かい
  • 繰り返し使える
  • ゴミがでないのでエコ
  • 10年以上使えてコスパがいい

というメリットがあります。

デメリットもあって。

  • 使用時に少しベンジンの香りがする
  • びっくりするくらい熱くなる(袋に入れてるから火傷はしない)
  • 使用時に燃料注入しないといけない

これくらいのデメリットはありますが、ガジェット感あふれるハクキンカイロなので、燃料注入も儀式的に楽しめば気分が上がります。

びっくりするくらい熱くなるけど、専用ポーチが付属しているので火傷することはありません。

付属の専用ポーチ

長時間暖かい

ハクキンカイロは1ccのベンジンで約1時間発熱できます。
レギュラーサイズのハクキンカイロなら24cc入るので24時間使用ができます。
私が使っているミニでも最大16時間ほど使用できます。

16時間使えれば、朝から晩までポカポカで過ごすことができます。
ベンジンの注入量を調整することで使用時間を調整できるのでありがたい。

繰り返し使える

ハクキンカイロの一番の特徴は使い捨てしないこと。
ベンジンを燃料にするので、燃料を注ぐだけで何度でも使用できます。

プラチナ触媒部分の火口とベンジンを染み込ませる綿は交換が必要ですが年単位で使用可能かつ、交換にかかる費用も安いので安心。

交換費用はそれぞれ

火口:825円
綿 :782円

火口は1年から2年、綿は5年から10年で交換なので非常に長持ちです。

ゴミがでないのでエコ

燃料を化学反応で消費することで熱を発生させるので、炎も出ないしゴミも一切出ません。
使用時に少しベンジンの香りがするくらいです。
ハクキンカイロなら、使い捨てカイロの不燃ゴミ処理のわずらわしさから解放されます。

10年以上使えてコスパがいい

本体は真鍮で出来ているので、よほど乱暴に扱わないかぎり壊れないので永遠に使えるのでコストパフォーマンスが非常に良いです。
メンテナンスが必要な箇所は前述の通り、交換部品として火口部分と本体内の綿になります。
加工部分が1年〜2年、綿は5年~10年で交換。

ハクキンカイロの種類

ハクキンカイロは大きさの違いで3種類の製品があります。
ジャイアントは公式通販サイトでの購入がおすすめ。

ハクキンカイロジャイアント

  • サイズ:70×110×20 mm
  • 材質:真鍮(火口:プラチナ・ガラス繊維、中綿:脱脂綿)
  • 重さ:113g

30時間使える大型サイズ。
アウトドア、キャンプのお供に最適。

公式通販サイト

ハクキンカイロスタンダード

  • サイズ:68×101×15 mm
  • 材質:真鍮(火口:プラチナ・ガラス繊維、中綿:脱脂綿)
  • 重さ:108.86 g

24時間使える大容量タイプ。
長時間の屋外作業や、アウトドアにおすすめ。

ハクキンカイロミニ(私はこちらを愛用しています)

  • サイズ:58×87×13.5 mm
  • 材質:真鍮(火口:プラチナ・ガラス繊維、中綿:脱脂綿)
  • 重さ:57g

12時間使えるミニサイズです。
通勤、通学時の利用に最適。
出勤から帰宅の間ずっと暖かくて助かります。

ハクキンカイロ内容物

  • 本体
  • 本体カバー
  • 給油用カップ
  • 説明書

使用する燃料について

公式では公式から販売しているベンジンを推奨しています(当たり前)。
Zippoオイルでも使用可能なので、外出時に燃料が切れてしまってもコンビニで簡単に手に入るので安心です。

公式ベンジンのほうがコスパが良いので、特に理由がない限りは公式ベンジンを使用しましょう。

ハクキンカイロの使い方

蓋をあけて火口に給油カップを装着します
火口を外して給油カップをセット
カップの上の線までベンジンを注ぎます(こぼさないように注意)

上の線まで入れると約12㏄(12時間分)となりますので、適宜調整をしましょう

給油カップを90度ひねる

90度ひねるとカップの燃料が本体に流れ込みます

ひねるとオイルが本体に流れ込みます
火口にライターの火を近づけます

1~2秒火口に火が触れれば酸化反応熱が起こり発熱し始めます
暖かくなったと感じたらケースにいれましょう
※チャッカマンタイプのライターがおすすめ。

火を当てるだけでOK(燃えないよ!)

おすすめの持ち歩き方

ズボンのポケットに入れて使っても良いですが、意外と熱いのでストラップを付けて首からぶらさげるのがおすすめです。

私は私服通勤なので、パーカーのフードにポイっといれて使っていることが多いです。

パーカーじゃない時は下記で紹介しているネックウォーマーを使っています。

おすすめアクセサリー

ウエストウォーマーかネックウォーマーでさらに快適にハクキンカイロを持ち歩くことができます。
寒さは首からやってきますので、ネックウォーマーがおすすめです。

ウェストウォーマー

腰(お腹)に巻きつけて使えるベルト。
腰痛の人にもおすすめです。

ネックウォーマー(私はこれを使っています)

首に巻いて使うタイプ。
外出時はこの使い方が一番おすすめ。
この製品はマジックテープがチクチクするので、マジックテープを外してネクタイピンで止めて使用しています。

ハクキンカイロの消し方

途中で消したいときは火口をはずします。

本体、火口ともに高温になっているので外すときは火傷に注意しましょう。

熱いので火傷しないように!

ハクキンカイロのメンテナンス

火口は1シーズンから2シーズンで交換です。
私は2シーズン目なのでまだ使えます。

火口を外した本体の中に入っている綿は5年から10年で交換。
交換用の綿が800円弱で売っていますので安心です。

まとめ

最近は繰り返し使える充電式の電気カイロが人気ですが、個人的には電気カイロはおすすめしません。
おすすめしない一番の理由は、充電しないと使えないことです。

当たり前のことですが、使い終わったら充電をしておかないと次回使えないというところが非常に面倒くさいです。
朝使おうと思ったときに充電を忘れていたら絶望しかありません。

その点ハクキンカイロは燃料を入れるだけで使える手軽さが素晴らしいです。
50℃を最後まで維持し続けてくれるところも非常に魅力です。

コスパに関していえば、貼るカイロと大差がありませんが、毎日捨てるカイロに対して、捨てないハクキンカイロが地球にやさしい感じがするところに軍配が上がる感じです。

個人的にはデジタルじゃないけどガジェットとしてもイケてるといったところです。
みなさんもエコでコスパの良いハクキンカイロデビューしてみてください!