【レビュー】ASUS PRIME CASE MESH WHITE EDITION|異臭対策・冷却性能・見た目を同時に叶えるMicroATXケース

半年ほど前から、愛用していたデスクトップPCから何やら怪しいニオイが…。
加齢臭にも似たこの異臭、原因はどうやら古いPCケースらしい。
もらい物で、前オーナーがペットを飼っていた影響も否定できないし、そもそも見た目も野暮ったい。
そこで選んだのが、ASUS PRIME CASE MESH WHITE EDITION。白くておしゃれ、冷却性も期待できるメッシュ構造、そして価格はAmazonで約1.1万円。見た目と機能、両方をアップデートするために購入を決意しました。

※臭い元のPCはこちら(https://bowz.site/homebrew_pc/)。

開封レビュー|白いメッシュケースの第一印象

箱を開けた瞬間、目に飛び込んできたのは清潔感のある真っ白なメッシュパネル。
軽くて扱いやすく、前面の精密なパンチング加工(1.5mm径の穴が57,000個以上!)は、通気性の高さを感じさせます。
ネジレスでサイドパネルを開閉できるのも便利ですが、構造の細部を理解するには少し調べる必要がありそうです(私は面倒くさがりなので後回し、かつGPTに聞きました)。

冷却性能・掃除のしやすさ・配線性をチェック

  • 冷却性能: 280mm / 360mm ラジエーター対応、最大6基のファン搭載が可能。エアフロー設計は非常に優秀。
  • 防塵性能: 底面には着脱式のダストフィルターを装備。掃除は引き抜いて水洗いするだけ。
  • 配線性: 背面に32mmのケーブルマネジメントスペースを確保。ケーブルがごちゃつかず、美しい配線が可能。

交換後は動作音がぐっと静かになり、異臭も完全に解消。冷却効率が良くなったことで、長時間の作業でも安心です。

便利カスタム|Type-C対応やBluetoothドングル化

フロントI/OにはUSB 3.2 Gen2 Type-Cポートを搭載していますが、私のマザーボードにはType-Cヘッダが非搭載…。
そこで投入したのが「USB2.0 9pin → Type-E変換アダプター」。これでフロントのType-Cポートも活用可能になりました。
さらに、内蔵Bluetoothモジュールを外し、USBタイプのBluetoothドングルに変更。これで将来的な交換やアップグレードも容易になりました。

※なぜBluetoothを5.3のドングルに変えたのかはこちらの記事で語っています。主にBluetoothヘッドフォンのためです。

スペック・仕様一覧(MicroATX / 冷却・防塵性能)

項目詳細
ケースタイプMicroATX
容量33L
ラジエーター280mm / 360mm 対応
ファン最大6基
PSU長最長180mm
GPU長最長338mm
ケーブルスペース32mm
フロントI/OUSB 3.2 Gen2 Type-C ×1、USB 3.2 Gen1 Type-A ×2
カラーホワイト(ブラックもあり)

使って分かったメリットとデメリット

メリット

  • 異臭ゼロ生活:PC周りの空気がクリーンに。臭いのもとはやはり古いケースだった!
  • 冷却力UP:ファンもラジエーターも余裕で載る。
  • 掃除ラク:フィルターがスルッと外れる。たぶんあんまり掃除しない。
  • 見た目満点:白ケースで机が映える。にんまり。
  • 配線スッキリ:ケーブルマネジメントの余裕あり。もう触りたくないけど。

デメリット

  • Type-Cはマザー依存:マザボに対応ヘッダなしだと別途アダプタ必須。そうしないとフロントのUSB Type-Cポートが飾りになる。
  • メッシュ掃除必須:通気と防塵はトレードオフ。当たり前。
  • ネジレス構造のクセ:初見だと仕組みを理解するのにひと手間。慣れれば問題なし。

こんな人におすすめ|ケース選びの参考に

  • 冷却性能を重視しつつ、デザイン性も妥協したくない人
  • 掃除や配線のしやすさを求める人
  • MicroATX規格で、白いケースを探している人
  • 異臭や経年劣化でケースを刷新したい人

まとめ|異臭ゼロ+静音+デザイン性で満足度◎

ASUS PRIME CASE MESH WHITE EDITIONは、見た目・冷却・掃除のしやすさをバランスよく備えたケースでした。
異臭問題を解消し、作業環境を快適に変えてくれたこの交換は大正解。
「ケースを変えるだけで、こんなにPCライフが快適になるのか」と実感しています。