【NAS導入】我が家にNASがやってきた – ChromebookからNASへのアクセス設定

Chromebookでも簡単にアクセスできるNASを導入してみた

こんにちは、@ぼうです。

クラウドストレージサービスに色々保管してますか?してますよね。
どこからでもアクセスできて、バックアップの心配がなくてクラウドストレージサービスって超便利!!!

って思っていたんですけど、借りているGoogleドライブ200GBが残りわずかになってきた。
増量契約するか大容量NASを導入するのか悩みに悩んで、最終的にNAS導入となりました。

NAS導入に至った判断ポイントとChromebookからのアクセスについてまとめていきます。

クラウドストレージのメリットとデメリット

メリット・デメリットともに私見なのであしからず。

クラウドストレージサービスのメリット

  • 自動でバックアップされる
  • アカウント設定をすれば、どこからでもアクセスできる
  • 第三者への共有、転送が簡単

クラウドストレージサービスのデメリット

  • 値段の問題
    • Googleの場合、200GB(年間3,800円)、2TB(13,000円)
  • アカウントBAN問題
  • サービス停止問題

値段(1GBあたりの単価)は時間が経てば下がっていくと予想されるので、値段はそこまで問題ではないですが、アカウントBAN(停止)とサービス停止に関しては、避けようがないためめちゃくちゃ悩みました。

いざというときに、200GBの引っ越し(ダウンロード)であればなんとかなりますが、これが1TB、2TBと大きくなってくると

「サービス停止だ引っ越ししなくちゃ!」となっても一筋縄ではいきません。
正直200GBのデータ移行であっても、だいぶしんどいです(萎え萎え)。

「将来必ずアカウントBANされる」前提で、NASの導入に踏み切ることにしました。
(極論ではあるものの、可能性はゼロではない)

NAS導入時に検討した2機種

NAS初心者。お試し導入。ということもあって、今回はリーズナブル路線で検討しました。
そんな中、候補に残ったのは下記の2つ。

アイ・オー・データの「HDL2-TA2」

Synologyの 「DS220j/JP」

値段は2万強とどちらも同じなんですが、アイ・オー・データがHDD内蔵なのに対して、SynologyはHDD別売り。
つまりさらにHDDを2基購入(+16,000円ほど)しないといけないことになる。

データの破損を防ぎたいので、今回はRAID1(ミラーリング)で運用します。
2TB分(1TBを2台)のHDDを積んでも1TBのNASとして使うことになります。
※RAIDの説明はこちら

どちらもできることにほぼ違いはないので、初期費用が安くて済む、アイ・オー・データにしました。

NASに求めた性能

NASを導入するに当たっての必須項目は下記

  • RAID1ミラーリングができること
  • HDDの換装ができること
  • 家庭内なら誰でも簡単にアクセスできること
  • 外出時にアクセスできること
  • 個人のシークレット領域が持てること
  • 静音性

HDL2-TA2はすべての要求を満たしています。
しかも安いのでありがたい。

導入設定はマニュアル通りにやるだけで簡単

導入に関してはマニュアル通りにやるだけなのでつまずくことはないと思いますが、専用スマホアプリの出来が非常に悪く非常に使いにくかったです。

有線LANで接続する必要があるので、設置場所はしっかり考えておきましょう。

IPアドレスは忘れずに固定

IPアドレスを固定しておいたほうが便利なので、公式の説明を読みながらIPアドレスを固定しましょう。

公式サイトの説明

かんたんIPアドレス設定ツール MagicalFinder(マジカルファインダー)

スマホアプリでIPアドレス確認もできます

静音性

HDL2-TA2は公式サイトに書かれている通り、静音性にこだわっているのでファンレスです。
ダイニングキッチンのWi-Fiルーター横に設置しましたが、全く音は聞こえません。

ChromebookからNASにアクセスする

公式サイトを見れば、Windows、Mac、スマホはすんなりつながるので割愛。

Chromebookも非常に簡単に接続できます。
ChromebookでのNASへの接続方法は下記の通り。

ファイルアプリを立ち上げて右上の︙をクリック。

サービス→SMB ファイル共有をクリック

LANDISKが見つかるので、選択して追加して完了。
上記画像ではdisk1となっています。

あとはここにファイルを追加したり、直接ファイルを開いたりできます。

外出時にChromebookから家のNASにアクセスする

Windows、Macには専用のクライアントがあるので問題なし。
Chromebookの場合はAndroidアプリを使用します。

Androidアプリ「Remote Link Files

下記項目を設定するだけでOKです。
ユーザーID、パスワードは予め管理画面から作成を済ませておきましょう。

PIN番号がわからない場合は公式ページの方法を確認。
【Remote Link Files】QRコード・PINコードがわからない

  • 表示名(自由)
  • PINコード
  • ユーザー名
  • パスワード
ユーザー設定は管理画面で行います

NASにはなにを入れるべきか?

クラウドストレージの大半を占めていた、写真や動画、音楽などのメディアファイルをNASへ移行しました。

これ以外は、日常的に使う資料や書類なので、気が向いたときにNASへバックアップしていこうと考えています。

メディアファイル以外は、消えてしまっても復元できるレベルのものしかないので危機感ないですね。万が一に備えてバックアップしておこうレベル。

まとめ

近未来には画期的超絶クラウドストレージができて全部そこに預けることになると思いますが、今現在そうなっていないので自衛でNAS使うしかないな、という結論です。

今回はアイ・オー・データのNASにしましたが、スマホアプリがいまいちすぎたので、次買うときにはSynologyにしてみると思います。

できれば追加購入はしたくないので、今後のアプデに期待してします、アイ・オー・データさん、よろしくお願いいたします。

Chromebookからのアクセスが家庭内の場合はめちゃめちゃ楽だったのがうれしくて記事にしてみました。
Chromebookがもっと普及しますように!