この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
こんにちは、@ぼうです。
PS4/PS5/XBOXは本体だけで簡単にゲーム実況配信が行えますが、Nintendo Switchは本体だけで配信することができません。
というわけでNintendo Switchのゲーム実況配信をする方法をまとめてみました。
※Nintendo Switch向けに書いていますが、基本的にはPS4/PS5/XBOXでも同じです
もくじ
- Nintendo Switch本体(Liteではできません)
- キャプチャーユニット(内蔵タイプ、外付けタイプどちらでもOK)
- PC(WindowsかMac)
- ディスプレイ二つ
- HDMIケーブル
- ヘッドセット
Nintendo Switch本体(Liteではできません)
Nintendo SwitchはLite以外なら旧版でも有機EL版でも問題ありません。
キャプチャーユニット
今回の記事では外付けタイプのElgato HD60 S+を使用します。
基本的に持ち歩くものではないのですが外付けであればデスクトップPCで使ったり、ノートPCで使ったりと自由度が高くなるのでお勧めです。
Elgato HD60 S+は4K 30fpsのキャプチャにも対応しているのでPS5やXBOXで綺麗な配信もしてみたいという要望に応えることができます。
Nintendo Switchのゲーム実況配信ならFHDあれば足りるので、ワンランク下のElgato HD60でも問題ありません、予算に合わせて選びましょう。
Elgato HD60 S+は120Hzのパススルー非対応
PS5やXBOXの120Hzへパススルーするためには上位機種が必要です。
Nintendo Switchは最高でも60Hzなので問題ありません。
下記のキャプチャユニットであれば問題ありません。
PC(Windows/Mac)
システム要件は下記のとおりです(公式サイトより)
Windows | Mac | |
OS | Windows10(64ビット) | macOS Sierra |
CPU | 第4世代クアッドコアIntel Core i5 CPU (i5-4xxx または同等) | 第6世代クアッドコアIntel Core i5 CPU (i5-6xxx または同等) |
GPU | NVIDIA GeForce 10xx (またはそれ以降) | AMD/NVIDIA |
RAM | 4GB | 4GB |
MacはM1、M2 CPUには非対応みたいです。
今回の記事はこの記事の自作PC(Windows10)で確認済みです。
HDMIケーブル
今まで使っていたHDMIケーブルがあれば大丈夫です。
Elgato HD60 S+にも短いHDMIケーブルが同梱されています。
接続距離がある場合には買い足しましょう。
ヘッドセット
今まで使っていたものがあればそれでOK。
個人的おすすめは下記。
下記の図のように接続します。
順番に説明します。
- Nintendo Switchから出ているHDMIケーブルをElgato HD60 S+のINポートへ
- Elgato HD60 S+のOUTポートにHDMIケーブルを挿す
- ②のHDMIケーブルをゲームプレイ用のディスプレイに挿す(ゲーム中はこれを見ます)
- Elgato HD60 S+のUSBポートに付属のUSBケーブルを挿す(USB Type-C)
- ④のUSBケーブルの反対側をPCのUSB 3.0ポートへ挿す(青いUSBポート)
- 実況したいゲームがボイスチャットに対応しているなら(A)Nintendo SwitchにUSBでマイクを挿す
スプラトゥーンのように非対応なら(A)には何も挿さずに(B)PCにヘッドセットを挿す(ボイスチャットはdiscordなどで行う)
フォートナイトやAPEXのようにボイチャ機能が標準搭載されている場合にはUSBマイクをつなぐという変則的な接続となります。
機器のセットアップが終わったので、PCの設定を行います。
今回は録画はせずに生配信をTwitchで行えるように設定していきます。
(最近のストリーマーはTwitchが多いので)
配信にはOBSを使います。
OBSのダウンロードとインストール
OBSのダウンロードページからインストーラをダウンロードします。
→ ダウンロードはこちら
自分のPCに合わせてWindows、Macそれぞれダウンロードしてください。
ダウンロードが終わったらそのままインストールします。
インストールが終わったらさっそく起動しましょう。
起動後に自動構成ウィザードが始まったらキャンセルしてください。
OBS 配信設定を行う(Twitch用)
OBSが起動したら画面右下の設定を開きます。
配信を選択して「サービス」から「Twitch」を選択
「アカウント接続(推奨)」を選択
Twitchのログイン画面が出てくるのでログイン。
アカウントがない場合は登録。
うまくログインできて下記の画面になればOK。
OBS 出力設定
下記画像を参考に設定します。
- 配信タブを選択
- エンコーダを「NVIDIA NVENC H.264(new)」
- レート制御を「CBR」(初期値のまま)
- ビットレートを「3000Kbps」(PCにゆとりがあればあげてもOK)
- プリセットを「Quality」PCにゆとりがあればMax QualityでもOK)
- プロファイルを「high」(初期値)
- Look-aheadをチェック無し(初期値)
- しんり視覚チューニングをチェック(初期値)
- GPUを「0」(初期値)
- 最大Bフレームを「2」(初期値)
OBS 映像設定
下記画像を参考に設定します。
- 基本(キャンバス)解像度を「1920×1080」(初期値)
- 出力(スケーリング)解像度を「1920×1080」(初期値)
- 縮小フィルタ「バイキュービック」(好みでランチョスでもOK)
- FPS共通知「60」(初期値)
OBS 音声設定
下記画像を参考に設定します。
デスクトップ音声が規定になっていればNintendo Switchの音がちゃんと入ってきます。
OBS 入力ソースの設定(ゲーム画面を映す)
下記の画面の「+」をクリックしてメニューを表示。
無事に映れば成功。
音声出力モードを「デスクトップ音声出力(WaveOut)」にすれば音が聞こえるはずです。
映らない場合は上記項目を一つずつ見直しましょう。
自分の声が聞こえる場合
自分がしゃべった声がヘッドフォンから聞こえる場合には下記の設定を変更しましょう。
音声ミキサーのところで⚙をクリック→「オーディオ詳細プロパティ」を選択。
マイクの「音声モニタリング」を「モニターオフ」に変更。
これで聞こえなくなったはずです。
OBSからTwitch配信する
準備ができたら「配信開始」ボタンを押すだけでOKです。
終了するときは「配信終了」ボタンを押すだけです。
接続は非常に簡単ですが、OBSの設定でつまずくことが多いと思います。
今回はWindowsのベースに説明したのでMacユーザーの方は読み替えをお願いいたします。
PS5やXBOXの方はPCを経由する意味はほとんどないので、本体だけで配信するのがベストだと思います。
Switchユーザーはこの方法でゲーム実況配信をお楽しみください!
※記事中のキャプチャ画面はPS5のものを使用しています